第24回 国際マイコプラズマ学会学術集会(IOM 2023)は、第50回 日本マイコプラズマ学会学術集会との合同大会として行います。会期は2023年7月16日(日)~20日(木)、会場は大阪市中央公会堂です。
マイコプラズマ属(genus Mycoplasma)細菌は,2012年に世界中で大流行したヒト肺炎の病原細菌として,あるいは昨今問題となっている性感染症の病原菌などとして知られています。国際マイコプラズマ学会(IOM: International Organization for Mycoplasmology)は,これらモリクテス綱細菌の基礎,応用,臨床研究に携わる世界中の研究者が,二年に一回,一堂に会して議論を行うことを主な目的とした世界で唯一の学会です。IOM学術集会は世界各地のマイコプラズマ研究者との接点を持つことをも目的としているため,世界中をまんべんなく回って開催されてきました。私たち日本マイコプラズマ学会でも,1982年と2000年にIOM学術集会を日本で行い,そのいずれも成功をおさめました。今回,私たちは23年ぶりにこの集会を誘致することに成功し,第24回国際マイコプラズマ学会学術集会と第50回 日本マイコプラズマ学会学術集会の合同大会として,2023年7月16日(日)~20日(木)に行います。
本学会では世界約30カ国から集まった,約300名の研究者により,キーノートレクチャー,受賞講演,シンポジウム,ワークショップ,ポスター発表を通して,個々の研究に限らず,マイコプラズマ学の将来に関する議論や決定が行われます。マイコプラズマ研究の分野で最も発信力のある研究者が集まるため,ここで行われた議論や決定はその後の世界の動向にきわめて大きな影響力を持ちます。また,今回,日本マイコプラズマ学会がホストとなり合同開催を行うことで,臨床研究者や学生など,海外の遠方へ赴くことが容易でない研究者に,またとない機会を提供します。開催地の大阪市中央公会堂は国の重要文化財に指定されたネオルネッサンス様式の美しい建物で,大阪市の中心に位置しておりアクセスも容易です。
大会初日の2023年7月16日(日)に,国際マイコプラズマ学会と日本マイコプラズマ学会のJoint Sessionを行います(リンク)。テーマは,Diverse Spectrum of Mycoplasma Infections であり,呼吸器感染症以外のマイコプラズマ感染症に焦点を当てて,その多様性を概観したいと思います。
内容は,泌尿器科領域,産婦人科領域,獣医学領域それぞれにおけるマイコプラズマ感染症と,マイコプラズマの検査法と問題点,またOne Healthの観点から,植物学におけるファイトプラズマ感染症について,国内外の第一線の研究者より発表をいただく予定です。
どうぞ,奮ってご参加ください。
以下の体制で運営しています。詳細は英語サイトをご覧ください。
また、サイエンス・プログラム委員、授賞の審査委員、IOM理事会も学会開催に向け活動しております。
以下のサイト(英語)よりご登録ください。
発表演題の募集:2023年1月頃から2023年3月末を予定
参加の早期申込(Early bird registration)の締切:2023年3月末を予定
参加締切:2023年7月を予定(当日参加も可能となる予定です)
以下のサイト(英語)よりご登録ください。
発表演題の募集:2023年1月頃から2023年3月末を予定
参加の早期申込(Early bird registration)の締切:2023年3月末を予定
参加締切:2023年7月を予定(当日参加も可能となる予定です)
私たちは国際マイコプラズマ学会と日本マイコプラズマ学会が,アカデミアや医療関係者に限らず,関係する企業の皆さまとの情報共有の場でもありたいと望んでおります.今回の学術集会は,マイコプラズマ感染症とそれに関連する基礎研究に於いて,国内外で最も影響力のある研究者が一堂に会する集会であるため,企業の皆様にとっても情報収集と発信の絶好の機会です.皆様方の積極的な参加を賜りますようお願い致します.
〒558-8585 大阪府大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪市立大学大学院理学研究科
Tel +81-6-6605-2575
E-mail
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大阪市立大学大学院理学研究科
Tel +81-6-6605-3157
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